FSC® 森林認証木材による製品づくり

ナニックはFSC®森林認証のCoC(Chain of Custody:加工・流通過程の管理)認証を取得しており、FSC®認証木材を使用した製品提供ができます。
FSC®認証木材を使用することは、間接的に企業や消費者が適切な森林保全と活用を支援することにつながります。
FSC®森林認証とは、持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度です。認証を受けた森林からの生産品による製品にはFSC®ロゴマークを付けることができます。
【認証登録番号】SA-COC-015158
【ライセンス番号】FSC-C207655
【FSC®認証の意味】 適切に管理された森の生産品であることの証明
地球の陸地面積の1/3を占める森林。しかし、年々その面積は減少し、世界レベルでの大きな問題となっています。原因としては、乱伐や違法伐採、無計画な農地や植林地への大規模転換などがあります。
そうした状況において、森林の減少および荒廃に歯止めをかける一方で、森からの生産品の恩恵を未来でも引き続き享受できるよう、森林を適切に管理していくことが求められています。
FSC®認証制度は、森林保全と持続可能な社会への要望の高まりを背景に、1993年に発足した国際的な認証制度です。「森林の管理が環境や地域社会に配慮して適切に行われているかどうか」を評価・認証し、そうした森林からの生産品であることを証明するものです。

サステナブルな開発・消費を促進し、地球規模の森林保全に貢献
引用元:FSC応援プロジェクト「FSC®認証とは?」
【FSC®認証の仕組み】FM認証/CoC認証によるサプライチェーン
FSC®認証を受けた木材などから作られる製品を、FSC®認証製品として確実に消費者の手元に届けるには、サプライチェーン上にある全ての事業者・組織がFSC認証を取得していることが必要です。
そこで、FSCにはFM認証とCoC認証と呼ばれる2種類の認証が用意されています。FMは「Forest Management」の略で「適切に管理された森」に対して付与され、CoCは「Chain of Custody」の略でFM認証を取得した森の生産物を適切に管理し、加工・流通を行なっていることに対して付与されます。
FSC®が定める「責任ある森林管理」の条件を満たしたFM認証林からの木材は、FSC®認証の木材として出荷されます。しかし、木材が流通・加工を経て最終製品になるまでに、非認証取得者の手に渡った場合、管理の連鎖が途切れるため、その製品はFSC®認証製品と認められません。
つまり、森がFM認証を受けていても、FSC®認証製品として販売するには、小売を除く、生産・加工・流通に関わる組織がCoC認証を受けていることが必要となります。

FM認証/CoC認証によるサプライチェーン
引用元:FSC応援プロジェクト「FSC®認証とは?」
FSC®認証マークがついている製品を選ぶことは、森林を守り育てる活動を応援すること。一人一人の選択が、持続可能な森の未来につながります。