仕事を知る
D.Mさん(2015年入社)
那須工場 製造部(加工チーム)
「私の仕事」― 現在の業務内容について
現場の一員として、
製造工程を支える
どのような業務を担当されていますか?
製造部門でグループリーダを務めており、木材カットを中心とした加工作業を担当しています。また、シャター製品については、木材加工から最終組立までの製造指示書の作成も行っています。
1日の仕事の流れを簡単に教えてください。
一日は、前日に入った注文内容をもとに製造指示書を作成するところから始まります。日中は現場に入り、作業の進捗状況を確認しながら、全体の流れを把握し、必要に応じて指示の調整や現場スタッフへのフォローを行っています。
また、自分自身も手を動かして作業にあたることがあり、現場の一員として実務にも関わりながら、日々の製造工程を支えています。

入社のきっかけ・理由
「これは面白そうだな」から始まった10年
当社に入社を決めた理由は何ですか?
入社した10年前は、ブラインドといえばアルミ製がまだ主流でした。そんな中でナニックの木製ブラインドを知り、「これは面白そうだな」と興味を持ったことがきっかけで応募しました。
入社前と後で感じたギャップはありましたか?
製造現場というと、職人気質で厳しい雰囲気を想像していたのですが、実際はとてもフランクで話しやすい環境でした。いい意味でそのギャップに驚きました。
やりがい・魅力
初めての仕様に挑む、“試行錯誤”が楽しい
どのような時に仕事のやりがいを感じますか?
また、この仕事ならではの魅力や面白さは何だと思いますか?
現場作業では、指示書通りにミスなく製品を一発で仕上げられた時にやりがいを感じます。また、初めての仕様や新しい案件に対して試行錯誤しながら形にできた時にも、大きな達成感があります。事務面では、新しい部品や加工方法に対応し、問題なく正確な指示書を作成できた時にも同じようなやりがいがあります。この仕事の魅力は、やはり完全オーダーメイドであること。決まりきった作業ではなく、木の色味を見て揃えたり、細かな工夫を凝らしたりと、毎回考えながら作業する楽しさがあります。
他にはない特別な仕事だと感じています。
キャリア・成長について
作るだけじゃない、“最終形をイメージする力”
これまでの経験で成長を実感したエピソードを教えてください。
当たり前ですが、「できなかったことができるようになる」-それが成長を実感する瞬間です。たとえば、現場作業だけを行なっていた頃から、リーダーとして人に指示を出し、指導できるようになったことは大きな変化でした。 また、製造指示書の作成に携わるようになってからは、単に作業をこなすのではなく、最終的にどのような形で納まるのかをイメージしながら各工程の指示ができるようになったことも、自分の成長だと感じています。
今後の目標やチャレンジしたいことは?
今後は、製造や加工の現場において、より効率化を図るための機械導入や改善提案を自ら行い、実行に移していきたいと考えています。「こういう機械があればもっとスムーズに進む」といったアイデアを出して、現場の生産性向上に貢献したいです。また、今は2D図面作成が中心ですが、CADを使った3D図面作成にも挑戦したいと思っています。完成形のイメージを共有しやすくなり、製造チームとの認識のズレも減らせると考えています。
求職者へのメッセージ
前向きな気持ちで取り組めば、きっと楽しくなる
これから入社を考えている方に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
長く働き続けるためには、いい意味で力を抜くところは抜いて、適度に気を休めることも大切です。
そして何より“自分で考えながら仕事をする姿勢”がとても重要です。言われたことだけをやるのではなく、「どうすればもっと良くなるか」「どうすればもっと効率的か」など、常に考えることで、自然と成長につながると思います。
そんな前向きな気持ちで取り組んでいただけたら、きっと楽しく、充実した日々が送れるはずです。